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北電がLNG受入れ開始、マレーシアから輸送船

2018年8月2日 (木)
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荷主北海道電力は1日、建設中の石狩湾新港発電所向け燃料として液化天然ガス(LNG)を積載した輸送船が石狩LNG基地に到着し、同社として初めてLNGの受け入れを開始した、と発表した。

石狩湾新港発電所1号機は2019年2月に営業運転を開始する計画で、燃料調達については関西電力、マレーシアLNG社と2015年9月24日に基本合意。17年3月には両社それぞれとLNG売買契約を結んでいた。

今回受け入れたLNGは、マレーシアLNG社とのLNG売買契約に基づくもので、LNG船「S.S.プテリデリマサツ号」が7月24日(日本時間)にマレーシア・サラワク州ビンツルLNG基地から、8日間の航海を経て輸送。10月から総合試運転を開始する石狩湾新港発電所1号機の燃料として利用する。

調達したLNGは発電事業の試験運転用燃料としてだけでなく、顧客にタンクローリーでLNGを届ける「ガス供給事業」も開始できる体制が整ったことになる。