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九州電力の建設現場で実証、「実用化の見通し得た」

ヤマハ発動機、19年度から無人ヘリで資機材運搬

2018年8月6日 (月)

話題ヤマハ発動機は6日、産業用無人ヘリコプターの本格的な事業化を目指すと発表した。子会社の西日本スカイテックとともに、九州電力の協力を得て行ってきた工事用資機材の運搬実用化検証の結果「実用化の見通しが得られた」として、2019年度にも事業化に踏み切りたい考え。

ヤマハ発動機と西日本スカイテックは、九電が22年6月から運用開始を目指す送電線建設工事現場で、17年度からヤマハ発動機製の自動航行無人ヘリコプター「FAZER R G2」を用い、工事用資機材の運搬試験を行ってきた。

5月には宮崎県日向市で1日672キロ(最大積載量26.5キロ)の資材を運搬しており、同社では「九州電力の協力のもと、資材の積載方法の改善などの取り組みを通じて、安全運搬効率や資材運搬能力の向上・強化を図り、九州をはじめとして全国各地での事業開始に向けた準備を着実に進めていく」としている。