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TRC、三井物産都市開発から都心拠点のPM受託

2018年8月20日 (月)
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拠点・施設東京流通センター(TRC、東京都大田区)は20日、三井物産都市開発が手がける「板橋区新河岸1丁目物流センター」の竣工前準備業務(PM業務)を16日付で受託した、と発表した。

同社が物流施設のPM業務を受託するのは、親会社の三菱地所の4物件に続いて5物件目で、グループ外企業から受託する業務としては初の事例となる。

同社は1967年の設立以来、およそ50年にわたって39万平方メートルの大型物流施設を保有・運営してきたが、16年8月に三菱地所の連結子会社となってからは、これまで積み上げてきた物流施設の運営管理ノウハウを最大限に活かした多角的な展開を開始し、自社保有以外の物流施設の運営管理受託を進めている。

今後は「より幅広い企業を対象とした業務受託を進めるとともに、業務エリアについても首都圏以外のエリアも視野に入れ、より積極的な事業展開を行っていく」としている。

三井物産都市開発が開発する新センターは、都営三田線の高島平駅から徒歩16分という「都心型」の賃貸物流施設で、都心部の大消費地をカバーし、埼玉方面への集配送にも使える。首都圏湾岸部の主要港や羽田空港へ1時間で到達する利便性の高いロケーションが特徴で、周辺に広がる住宅地から労働力を確保しやすい点も優れている。

敷地面積は4600平方メートル(1391坪)、鉄骨造・地上4階建てで延床面積は9368平方メートル(2833坪)。18年10月末の竣工を予定している。

■問い合わせ先
東京流通センター施設部
東京都大田区平和島6-1-1
TEL:03-3767-2187
https://www.trc-inc.co.jp/