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大和リース、RFID活用した部材管理システム開発

2018年8月31日 (金)
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サービス・商品大和ハウス工業グループの大和リース(大阪市中央区)は8月31日、仮設建物レンタル部材の効率的な品質管理、在庫管理を実現する目的でRFIDを活用した部材管理システムを開発し、9月3日から同社の全国14か所のデポと3か所の工場に段階的に導入するとは発表した。

同社の仮設建物レンタル事業で使用する部材は、一つの建設現場で使用されたあと、次の新しい建設現場でリユースされることを繰り返している。同社は「この繰り返しの使用には返却・保管時の整備が重要で、一つひとつの部材の使用環境や頻度といった部材ごとに異なる履歴を記録・分析し、整備に活用することで、より高い信頼性の確保につながる」と話す。

今回のシステム導入により、各部材に記録した品質履歴情報による不具合要因の解明や、適切な整備の展開、在庫管理が可能になる。また、今回開発したシステムを拡張することで管理対象となるアイテムを増やしていくほか、今後新たに導入するレンタル商品への総合管理基盤として展開する。

管理システムは、屋根体・床柱体に、IDを登録した電子タグを2か所ずつ取り付け、サーバー上にIDごとの情報を蓄積・保管する。リーダーで電子タグを読み取り、IDの情報をサーバー上から取得、情報更新する仕組み。