全国平均引越金額、｢オフィス｣は2月が伸び幅最大

調査・データエイチーム傘下の「エイチーム引越し侍」（名古屋市中村区）は8月31日、引っ越しに関するアンケート結果を公表した。

1-6月の全国平均引越し金額を「単身」「家族」「オフィス」の3つの区分で前年比を集計。単身と家族は、3月の平均引越し金額が前年比で最も増加し、それぞれプラス1万2468円、プラス2万9757円となった。

「オフィス」は、前年比で2月の金額増加が最も大きく、プラス2万667円となった。同社は「人材不足による引越し料金高騰が話題になったが、4月以降は前年比の金額増加が落ち着いている」と分析。

（以下グラフの出所：エイチーム引越し侍）

4-6月の平均引越し金額をエリア別に集計。単身は甲信越・北陸エリア、家族は関東エリアが最も高い平均引越し金額となった。前年比の平均引越し金額について単身は5エリアで金額の減少が見られるのに対し、家族は5エリアで金額が増加する結果となった。

ユーザーが利用した引越し会社について、「大手引越会社」と「地域密着会社」に区分・評価し、その結果を集計した「引越し会社ユーザー満足度ランキング」は、単身部門・大手引越区分でアート引越センターが1位、地域密着引越区分ではまつり引越サービスが1位となった。

家族部門・大手引越区分でアーク引越センターが1位、地域密着引越区分ではニコニコ引越センターが1位、オフィス部門・大手引越区分でアリさんマークの引越社が1位、地域密着引越区分ではザジャパニーズスピリットが1位となった。

■調査の全文ダウンロードページ
https://hikkoshizamurai.jp/research/data/hikkoshi_201808.pdf