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ヤマト運輸など6社、スマート店舗実現へ実証実験

2012年5月24日 (木)
スマート店舗システムの概要

スマート店舗システムの概要

話題富士電機、デンソー、豊田通商、ファミリーマート、タカミヤ、ヤマト運輸の6社は24日、地域の電力負荷平準化と低炭素化に向けてエネルギーを有効活用する「スマート店舗」実現を目的とした「エネルギーマネジメントシステム」(BEMS)を開発するため、北九州市で共同実証実験を行うと発表した。

 

実証実験は6月から2014年12月にかけて、(1)地域全体のエネルギー使用の最適制御(2)店舗内のエネルギー使用の最適制御(3)エネルギーの蓄積と有効活用(4)車載蓄電池の小型化による燃費向上、コスト低減――の4項目にわたって行う。

 

このうち、車載蓄電池の小型化による燃費向上、コスト低減では、商品を運ぶ集配車両に蓄電池を搭載することで、停車中にアイドルストップしても冷蔵・冷凍庫の温度管理ができることを検証する。

 

また、店舗に充電ポールを設置し、基地である配送センターでの充電に加え、店舗での継ぎ足し充電が行えるようにすることで車載蓄電池の小型化を図り、車両の燃費向上とコスト低減の可能性も併せて検証する。