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日清医療食品、「食宅便」システムをクラウドで構築

2012年5月24日 (木)

メディカル日清医療食品(東京都千代田区)は、在宅配食サービス「食宅便」のシステムをクラウドベースで構築し、4月から運用を開始した。

 

システムは、注文・商品・顧客などの管理業務や各種決済手続きなど、個人の注文から配達までに必要な業務システムを富士通のクラウド上に構築したもの。

 

日清医療食品では今後、全国展開中の7食セット弁当をまとめてクール便で配達する「まとめてお届けコース」だけでなく、1食ずつ最寄りの店舗から温かい弁当を配達する「1食ずつお届けコース」のサービスも全国をサービスエリアとして展開していく計画で、国内最大規模の配食サービスとなる。

 

全国4500か所を超える医療・介護福祉施設の給食事業を営んでいる給食業界トップの日清医療食品では、給食業に次ぐ第二の事業として、登録した会員個人宅への食事配達サービス「食宅便」を開始。

 

食宅便は全国をサービスエリアとし、日清医療食品が7500人の管理栄養士、栄養士の知恵と経験を生かした、栄養バランスの取れた食事メニューを、毎日個人宅に届けるサービス。在宅配食サービス市場は2009年時点で549億円、15年には775億円になると予測されている。