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東洋製罐HD、兵庫・三田に2万坪の工場用地

2018年10月3日 (水)

拠点・施設東洋製罐グループホールディングスは、兵庫県三田市に2万坪(6万6086平方メートル)の工場用地を取得する売買契約を結んだ。

大和ハウス工業から同市の「北摂三田テクノパーク」にある土地を35億円で買い取り、主力の飲料缶・飲料ペットボトル事業を中心とした生産拠点をスクラップアンドビルドによって再配置する基本戦略に沿って、事業子会社の東洋製罐が西日本の飲料缶生産拠点として活用する。着工時事は未定。

また、東洋製罐豊橋工場内では、軟包装容器を製造する新工場棟を建設する。既存棟もフィルムパウチやプラスチックカップといった軟包装容器を製造しているが、個食化の進行や世界的なプラスチックゴミの減量ニーズによって需要がさらに拡大するとみて、新棟を建設することで増産スペースの確保と場内製造設備の再配置を行い、生産性の大幅な向上につなげる。

新工場棟の建設費用は増産設備投資を含めて90億円で2020年3月の竣工を目指す