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拠点・施設竹本容器は23日、岡山県奈義町の東山工業団地内で工場用地を取得したと発表した。4月に新工場の建設に着工し、10月にもプラスチック製ボトルの製造を開始する計画で、総投資額は2期工事を含めて30億円程度。
同社は化粧品、食品、医薬品向けなどのプラスチック製包装容器を製造しており、2017年には国内販売額100億円を計画。量産対応を含め、製品供給能力の増強が必要だとして、新工場を建設することにした。
西日本では11年に大阪ブロー工場を開設したが、東日本大震災後に生産拠点の分散化を目的として素早い稼働を優先したことから、すでに生産能力の増加余地が乏しくなっているため、新たな用地を取得した上で新工場を建設し、大阪ブロー工場の機能を移転拡張する。
■取得用地と新工場の概要
所在地：岡山県勝田郡奈義町柿502-（奈義町営東山工業団地2号地）
敷地面積：3万7994.47平方メートル
新工場の名称：竹本容器岡山事業所（仮称）
建屋概要：鉄骨造、平屋建て
延床面積：6636平方メートル（1期工事分）、2期工事後は1万2000平方メートルに拡大
生産品目：プラスチック製ボトル
総投資額：14億3000万円（土地代、1期工事分）、2期工事含め30億円程度
着工：2016年4月
操業開始：2016年10月予定
