フードニチレイフレッシュは2日、ベトナム子会社のトランスパシフィックシーフード社が水産加工場を新設し、10月中旬から生産を開始する、と発表した。
ニチレイフレッシュは水産、畜産事業を手がけ、国内外から高品質な素材品を調達・販売しているが、近年は顧客ニーズに対応した加工品販売にも注力しており、新会社を立ち上げて自社生産拠点の拡充を図ることにした。
トランスパシフィックシーフード社は同国の水産加工会社ハイワンシーフード社との合弁会社(ニチレイフレッシュが75%出資)で、ニチレイフレッシュは高い加工技術を持つ同社との合弁事業により、生食用製品を中心とした生産を展開していく。水産加工品の基幹生産拠点に位置づけ、日本向け製品だけでなく海外向け製品の生産・販売も視野に入れた事業展開を目指す。