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駿河湾沼津SA、大型車の駐車可能台数が2倍に

2018年10月3日 (水)

拠点・施設中日本高速道路(NEXCO中日本)は3日、新東名高速道路駿河湾沼津サービスエリアで、大型車の駐車可能台数を2倍に増やす工事が完了したと発表した。

同社東京支社は、物流ドライバーの労働環境を改善する取り組みの一環として、大型車の”ます”不足を解消するために増設工事を進めていた。

サービスエリアやパーキングエリアでは、車種ごとに駐車スペースを定め、同社は「適正な利用」を呼びかけているが、駿河湾沼津SAは特に夜間に大型車エリアが混雑している一方、小型車エリアには空きが生じている場合がある。

このため今回の工事では、駐車マスの増設とともに、小型車エリアの駐車ますの一部を中型車用(中型車ます)に改良し、これまで大型車エリアに駐車していた中型車を小型車エリアにも駐車できるようにして大型車エリアの混雑緩和を図った。

中型車ますは、小型車の多い昼間時間帯は小型車専用とし、大型車の多い夜間時間帯に中型車が駐車できるようにする。中型車が駐車できる時間帯には、場内の案内板表示に駐車可否の情報を表示する。

これにより、上り線のサービスエリアでは、大型車ますが71台から88台へと17台分増加。中型車ますを新設して51台分確保したため、中型車を含む大型車の駐車可能台数は71台から139台へと68台分増えたことになる。小型車ますは100台から48台へと減少したが、中型車ますには小型車2台を駐車することができるため、駐車可能台数は100台から150台へと50台分増えた。

下り線の駐車可能台数は、大型車が76台から157台へと81台分、小型車が100台から140台へと40台分それぞれ増加した。

同社は新東名静岡SA(上り)、浜松SA(上り)、東名足柄SA(上り)、豊橋PA(仮称、下り)の4か所でも駐車ます不足対策に取り組んでいく考えで、4か所合わせて大型車ます、小型車ますともに200台分の拡充を予定している。