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サティス製薬、化粧品工場を買収し生産力拡大

2018年10月17日 (水)

拠点・施設化粧品OEMメーカーのサティス製薬(埼玉県吉川市)は17日、ガイア・エヌピー(東京都渋谷区)の化粧品製造工場を買収し、国内4工場体制となったことを発表した。これにより、生産能力は1.5倍に拡大する見込み。

同社によると、「メイドインジャパン」の化粧品需要が高まる一方、国内大手ブランドメーカーの多くで生産能力が限界に近づいているため、供給不足を回避する方策として一部製品の開発・製造を委託する動きが活発化。化粧品OEM市場は拡大の一途を辿り、化粧品OEMメーカーも増え続ける受注に対して設備・人材不足が課題となっていることから、工場を取得して生産能力の拡大を図ることに踏み切った。

同社は取得した工場に新設するバルク製造装置と自動生産ラインを投資し、大量受注品の専用工場として運用。埼玉県の本社工場は、小ロット受注品の工場として活用する。