SGモータース、災害被害情報共有し課題意見交換

環境・CSRSGホールディングスグループで車両整備・車両販売・ボディ販売事業を展開するSGモータースは15日、台風21号・北海道胆振東部地震の被害報告会を、10月17日に開催したと発表した。

同社では、2015年から継続的に大規模災害発生時の事業継続のための訓練を行っている。今回は9月に発災した台風21号と北海道胆振東部地震の被害情報を共有し、今後の災害対応への課題に対しての意見交換を行った。

南大阪店・札幌店の各店長と、現地入りした社員の体験談を中心に、これまで行ってきたBCP訓練がどう活かされたのかを共有した。また、今回から浮き彫りになった課題を共有し、本社に設置した統括対策本部のあり方、被災地の情報収集と物的・人的支援活動を行う現地対策本部のあり方を再確認し、従業員の家族を含めた安否確認や安全確保を最優先にしつつ、24時間以内に業務を再開できるよう、迅速かつ適切な指示を行うにはどうすればよいか、意見交換を行った。

参加者からは、「被災した経験から事前準備の大切さを改めて感じた」といった意見のほかに、「被災時に発生する突発的な事由に対する迅速かつ的確な指示・対応の仕方について意見交換をすることで、さらななる危機管理意識の向上に繋がった」との意見が出された。