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昭和シェル、南海トラフ地震想定し危機管理総合訓練

2018年11月13日 (火)

▲CMP訓練中(石油・ES事業災害対策本部)の様子

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環境・CSR昭和シェル石油は13日、危機管理総合訓練として「CMP(初動対応)訓練」と「BCP(事業継続)訓練」を本社で6日に実施したと発表した。

同社グループでは、巨大地震・パンデミックが発生した場合でも事業継続するために、危機管理計画書と事業継続計画書を策定しており、毎年危機管理総合訓練を実施している。今回は南海トラフ巨大地震(駿河湾-日向灘沖の広域)が発生した想定のもと、全社員や各事業所の被災状況確認をはじめする初動対応訓練に加え、地震発生後の販売や配送面での体制構築に向けた事業継続訓練を実施した。

初動対応訓練では衛星電話・Skype(スカイプ)などの通信機器を用いて、本社機能を持つ台場・丸の内のオフィス間で連携して安否・被災情報の確認を実施。加えて大規模被害が想定される昭和四日市石油(震度6強想定)ともSkypeを繋ぎ、台場・丸の内・昭和四日市石油の3か所でリアルタイムに情報共有を行った。事業継続訓練では、発災後4時間が経過した時点から訓練を開始。収集した被災情報をもとに石油製品の供給に向けた販売・配送方針の策定を行った。

▲CMP訓練中(本社ビル災害対策本部)の様子