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シッピオ、輸出入貨物のフォワーディング可能に

2018年12月3日 (月)
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サービス・商品Shippio(シッピオ、東京都港区)は3日、国土交通大臣から「第二種貨物利用運送事業者」の許可を取得したと発表した。また許可取得にあわせ、国際物流プラットフォーム「Shippio」の正式版をリリースすると共に、1.9億円のプレシリーズAの資金調達を完了した。

シッピオはこれまで「輸出入の取引をもっと身近に」をミッションに掲げ、国際物流手配の自動化、クラウド化に取り組んできた。今回、第一種貨物利用運送事業者の登録と第二種貨物利用運送事業者の許可を取得、また国際フレイトフォワーダーズ協会(JIFFA)の正式会員としても登録完了した。

これにより、同社は従来のウェブ上での見積もり取得、輸送管理にとどまらず実際に輸出入貨物のフォワーディングを行えるようになり、ユーザーは貨物輸送依頼をシッピオに対し発注ができるようになる。さらに、同社が提供するウェブサービスShippioを使用することにより、これまでエクセルやメールのやりとりで行なっていた煩雑な手続きや管理を、初期費用・月額費用無料で一元化・クラウド化することができる。

なお、ベータ版期間中にEC商品、雑貨・家具・加工食品・日本酒・ワインなど幅広い商品を、中国・東南アジア・欧州で海上・航空貨物ともに輸出入取引を完了している。

また、500 Startups Japan、グロービス ・キャピタル・パートナーズ、DBJキャピタル、YJキャピタル、East Venturesと、個人投資家2人を引受先として1.9億円の第三者割当増資を実施した。今回の資金調達により、Shippioのさらなる機能拡充と、実際の国際物流面をサポートするフォワーディング事業部の体制構築を行う。