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NTTデータビズインテグラル、倉庫管理ソリューションを発売

2012年6月7日 (木)

ロジスティクスNTTデータビズインテグラル(東京都港区)は6日、在庫の見える化や検品作業の効率化など、倉庫業務のコスト削減・サービス品質向上を支援する倉庫管理ソリューション「Bizインテグラル倉庫管理」の販売を開始する、と発表した。

 

販売管理・在庫管理システムを手掛けるASPAC(東京都港区)から提供された製品を、NTTデータビズインテグラルがOEM化したもので、同一基盤上で動作する「Bizインテグラル販売」と連携が可能。

 

新製品は、物流拠点を持つ製造業・流通業に対する余剰在庫の見える化・検品作業の効率化ソリューションとしての単独展開と併せて、Bizインテグラル販売との共同展開を図り、受発注から倉庫オペレーションまで一貫したソリューションとしての利用も想定する。

 

Bizインテグラル販売から発生する受注・出荷・入荷情報を連携することで、論理在庫と実在庫の差異のない在庫管理が可能となり、発注量の適正化、余剰在庫に対する判断の適正化につなげる。複数荷主・複数倉庫を管理できるため、3PL事業者や複数の在庫拠点を抱える顧客でも活用可能。

 

また、食品などロット・期限日管理を精緻に行う業態に対し、ロット別・有効期限日別での在庫管理機能を提供。ロット指定による引当や有効期限割れの入出荷制限に対応する。出荷先別商品別のシングルピッキングリスト出力に対応することで、効率的な動線でのピッキングにつながる。無線ハンディターミナル(HT)と連携すれば、入出荷時・検品時の誤入出庫防止を強化できる。

 

価格は、Bizインテグラル倉庫管理のライセンス料(1CPU)が250万円から、無線ハンディターミナルサーバライセンス(同)が130万円からとなっている。