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日立、伊高速鉄道向け運行管理シス130億円で受注

2018年12月10日 (月)

ロジスティクス日立製作所は10日、伊ブレシア・ヴェローナ間高速鉄道向けの信号・運行管理システムなどを9800万ユーロ(130億円)で受注したと発表した。

鉄道システム事業を手がけるグループ会社のアンサルドSTSが、同鉄道の建設を総合的に請け負っているコンソーシアムから受注したもので、自社が所属するコンソーシアムが輸送システムとして受注した2億7200万ユーロ(350億円)のうち、信号システム、運行管理システム、電力監視制御システム、受変電設備、火災報知設備、空調設備、トンネル内安全監視システムなどを担当する。

欧州では、輸送システムを統一して貨物・旅客輸送の円滑化や効率化に取り組んでおり、日立グループが受注した区間を含む「地中海回廊」は、EUが「優先的に整備を進める」鉄道回廊(路線)として認定している。