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日本GLP、流山市の物流2施設がLEEDゴールド認証

2018年12月12日 (水)

認証・表彰日本GLPは12日、千葉県流山市で2月と5月にそれぞれ竣工した「GLP流山I」「GLP流山II」が、米国グリーンビルディング協会が普及・推進を図る建物環境認証制度の「LEEDゴールド」認証を受けたと発表した。今回の認証により、「LEEDゴールド」以上を取得している同社の施設は8棟となった。

▲「GLP流山I」

LEED認証は、建物と敷地利用についての環境性能評価制度で、(1)総合的プロセス(2)立地と交通(3)敷地選定(4)水の利用(5)エネルギーと大気(6)材料と資源(7)室内環境(8)革新性(9)地域別重み付などの項目から評価される。これらのLEED基準により4段階のレベルに格付けされ、「LEEDゴールド」は「LEEDプラチナ」に次ぐ高いレベルとなる。

GLP流山IとGLP流山IIは、2019年2月に竣工する「GLP流山III」と併せ、3棟で総延床面積32万平方メートル、投資総額590億円となる大型プロジェクト。従来の物流施設にはなかった生産加工、保管、流通加工、配送まで、物流プロセスをトータルで網羅する次世代型の複合的な物流施設。GLP流山I、GLP流山IIでは、徒歩圏内にバス路線が2路線あり代替交通手段が確保されている点、排水の浄化・再利用による節水、全館LED照明の採用や施設内での太陽光発電といったエネルギー効率最適化への取り組みが評価された。

▲「GLP流山II」