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日本GLP、吹田市の物流施設でLEEDゴールド認証取得

2018年2月14日 (水)

▲「GLP吹田」

認証・表彰日本GLPは14日、昨年8月に竣工した「GLP吹田」(大阪府吹田市)が米国グリーンビルディング協会が普及・推進を図る建物環境認証制度の「LEEDゴールド」認証を受けたと発表した。

LEED認証は、(1)持続可能な敷地(2)水の効率的利用(3)エネルギーと大気(4)材料と資源(5)室内環境品質(6)革新性(7)地域での重要項目の7つのカテゴリーから評価されるもので、これらのLEED基準により4段階のレベルに格付けされ、「LEEDプラチナ」が最高レベルの評価となる。

GLP吹田は、アスクルが全棟を同社の最大の物流センター「ASKUL Value Center 関西」として活用している。節水やエネルギー効率の最適化、建設資材のマネジメント、建設中に関連する室内空気環境マネジメントプランなどが評価された。

▲「GLP枚方III」外観完成イメージ

また現在建設中の「GLP枚方III」(大阪府枚方市)、「GLP流山III」(千葉県流山市)の2棟が「LEEDゴールド」の予備認証を取得した。

GLP枚方IIIは、施設から徒歩圏内に公共交通機関へのアクセスに優れる点や周辺開発密度が高いエリアにあるなど持続可能な敷地であること、エネルギー効率の最適化、施設屋根に設置した太陽光発電設備によるサイト内での発電、リサイクル材料を使用した建材の採用などが評価され、LEEDゴールドの予備認証を取得。

▲「GLP流山III」外観完成イメージ

GLP流山IIIは、「GLP流山I」、「GLP流山IIと併せて従来の物流施設にはなかった生産加工、保管、流通加工、配送まで、物流プロセスをトータルで網羅する次世代型の複合的な施設。徒歩圏内にバス路線が2路線あることなど公共交通機関への利便性が高い点や、全館LED照明・太陽光発電によるサイト内での再生可能エネルギー発電といったエネルギー効率の最適化が評価された。