拠点・施設デリカフーズホールディングスは17日、子会社のデリカフーズが埼玉県八潮市で開設準備を進めている物流拠点「埼玉FSセンター」の業務開始日が2019年1月9日に決まったと発表した。
埼玉FSセンターは、仕分け、配送といった従来の物流センター機能に加え、野菜の天災・端境期対策として4つの温度帯別の貯蔵機能を備え、発注支援・入荷検品・在庫管理のそれぞれが連動した「最新の省人化・自動化システムを導入した次世代型の青果物流通拠点」とする。
建物は地上4階建て、延床面積3748平方メートルで、投資額は13億円。省人化・システム化した立体自動倉庫を導入して管理コスト、作業コストを抑える「スーパーコールドチェーン」(4度)対応の仕分けセンターとして開設する。
貯蔵機能は当初計画の400パレット(1万5000ケース)・135トンからやや縮小したが、同社グループでは最大級となる350パレット収容の温度別貯蔵機能を備える。また、物流子会社のエフエスロジスティックスによる全国幹線網のインフラ拠点としても位置づける。