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デリカフーズ子会社、愛知に青果物貯蔵拠点新設へ

2025年9月30日 (火)

フードデリカフーズホールディングス(HD)は9月30日、連結子会社のエフエスロジスティックス(東京都足立区)が愛知県弥富市に青果物の集出荷・貯蔵施設「東海マザーセンター」を新設すると発表した。投資額は8億1000万円で、農林水産省の補助金や自己資金、社内借入金を充当し、2026年2月の完成を予定している。

新拠点は中期経営計画「keep on trying 2027」で掲げる「青果物サプライチェーンの構造改革」の一環。気候変動による調達リスクや物流コストの上昇に対応し、鮮度保持技術を導入することで安定供給と差損低減を図る。

機能面では、東西の中間に位置する立地を生かし、全国の産地からの集荷や主要消費地への配送効率を高める。積み替えや混載にも対応し、車両回転率の改善も見込む。また、研究で培った鮮度保持技術により青果物の長期保存を可能とし、価格変動リスクを抑制する。さらに、選果やパッケージ作業を施設側で担うことで、生産者の負担軽減にもつなげる。

施設はグループ外商品の保管や通過型物流(TC)拠点としても活用し、3PL事業への参入を進める方針。倉庫管理システム(WMS)を導入し、効率的な運営を目指す。

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LOGISTICS TODAY編集部
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