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大林組と三井不、新築工事現場向け自動搬送システムを開発

2018年12月25日 (火)

荷主大林組は、三井不動産が建築主となって建設する物流施設「MFLP船橋II」の新築工事で、資材の自動搬送システムの実証実験を行う。システムは三井不動産と共同で開発し、建設現場の生産性向上につなげる。自動搬送システムは、大林組が開発した低床式AGVをベースに必要な機能を加えて開発した。

建設現場では、少子高齢化に伴う建設作業員の減少を見据えた対応が課題となっており、大林組は作業員が技能や熟練を必要とする加工・取り付け作業に集中できる環境づくりの一環として、資材搬送作業の自動化を進める。

三井不動産は、オフィスビルや物流倉庫などの新築案件で標準採用を目指す。システムの開発を通じて得た技術を活用し、ゴミの自動搬送など竣工稼働後の建物でも応用を検討する。