ヤマト傘下のスワン、ベトナムに初の海外店舗

環境・CSRヤマトホールディングスの特例子会社で障害者の自立と社会参加の支援に取り組むスワン（東京都中央区）は、ベトナムの「365トレーディングロジスティクス・ジョイントストックカンパニー」（ホーチミン市）と加盟店契約を結び、7日にホーチミン市で海外初のスワンにカフェ&ベーカリーが2店舗を開設する。

7日にオープンするのはグエンチャイ店、レロイ店の2店舗。365社は同社グループが経営するベトナム料理レストランで、毎週日曜日に近所の貧しい人々に昼食を提供してきたほか、障害のある子供たちへ奨学金を給付したり、同国の「子供の日」にプレゼントを贈呈したりといった支援活動を展開。

こうした活動の一環として、今回は障害者や貧困層など教育・就職の機会がなかった人を雇用するスワンカフェ&ベーカリーをオープンし、スワンは「個性に合わせて就労能力を高めるノウハウ」を提供する。