ヤマトアジア、ベトナムに第2の拠点開設

国際ヤマトホールディングス傘下で東南アジア地域統括会社のヤマトアジアは18日、ベトナムでロジスティクス・フォワーディング、海外・国内引越サービスを展開するヤマトロジスティクスベトナム（ハノイ市）が同国第二の拠点としてホーチミン市に「ホーチミンシティー支店」を設立したと発表した。

ホーチミン市は小売・流通の中心で、タイ・カンボジア・ベトナム間（メコン南部回廊）の結節点にもなっており、物流サービスを拡大するための重要な拠点となる。

ホーチミンシティー支店では、バイクやOA機器のディーラーへの部品供給、小売店・飲食店への納品などを行う。また、日本からの赴任者向け引越や生活支援サービスを展開する。

ベトナムでは、小売業のフランチャイズ展開の規制緩和に続き、2015年には飲食業での規制も撤廃される見通しのため、さまざまな分野で今後さらなる内需の拡大が期待されている。