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国際協力銀・北國銀が協調融資

ジェットエイト、タイ法人の温度管理機能強化

2019年1月8日 (火)

ロジスティクス国際協力銀行は8日、ジェットエイト(東京都文京区)のタイ法人に600万バーツ(2035万円)を限度とする貸付契約を結んだと発表した。ジェットエイトのタイ法人が現地で展開する国際貨物運送事業に必要な資金を現地通貨建てで融資するもので、北國銀行と協調して行う。

ジェットエイトは2004年設立の国際物流会社で、特殊性の高い温度管理輸送に強みを持つ。09年に立ち上げたタイ法人は、東南アジアの医療ハブとなっている同国で早くから高度医療機関、大学など研究機関向けに医療商品、ワクチン、血液、血清などの病院検体といったバイオ・医化学サンプル輸送を多く手がけてきた。

今回の調達資金は温度管理設備の増設に充てることにしていて、顧客の需要に対応しながら冷蔵・冷凍食品の輸出入支援の拡大も狙う。