行政・団体国土交通省は15日、内航海運の省エネルギー化に向けた取り組みを支援する補助金の募集を開始した。
経済産業省と連携し、ハード・ソフト対策を組み合わせて船舶の省エネ効果の実証を行う事業者に対し、設備費、設計・工費、検証費用を補助するもので、補助率は2分の1以内。2020年から始まる燃料油硫黄分濃度規制の強化に対応するため、新たに「省エネルギー型スクラバー」との組み合わせも実証対象とした。
公募期間は2月15日から3月12日(17時必着)で、有識者による審査結果を経て3月下旬に補助対象者を決める。2月27日10時30分から経産省別館で説明会を開く。
今回の募集は、19年度予算の成立後、速やかに事業を開始できるようにするため、予算成立前に募集の手続きを行うもので、予算成立が前提となっているため、内容が変更になる可能性もある。
■公募申請書類(経済産業省)
http://www.enecho.meti.go.jp/appli/public_offer/1902/190215a/