日本郵船、親子向けイベントで海運体験

イベント日本郵船は6日、子供たちに海運業界への興味と親しみを持ってもらうための「郵船みらいプロジェクト」の一環として、2日に同グループの日本海洋科学（川崎市幸区）において、親子向けイベント「きみは船長！！～大型船のひみつを学ぼう～」を開催したと発表した。

同イベントは日本郵船と毎日メディアカフェが共催し、船や航海士の仕事について学ぶことを目的としているもので、当日は抽選で選ばれた親子14組がプログラムに参加した。

プログラムでは、船長と航海士が実際の訓練で使用する360度の大画面シミュレーターを使い、子供たち同士で協力し多くの船が行き交う東京湾での大型自動車船の操船体験を楽しむ姿が見られた。また、ブロックで船を組み立てながら船の形や仕組みを学ぶブロック教室や、海図独特の記号や海の交通ルールを調べながら、安全に航海するための航路を海図上に書き込む海図教室も設けられ、参加した子供たちからは「どうやったら船乗りになれるのですか」「船や海に興味を持ちました」などの声が寄せられた。

同社は、子どもたちに船員という職業に関心を持ってもらえるよう今後も「郵船みらいプロジェクト」を継続する――としている。