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ニッコンHD、愛知・一宮に高機能の新倉庫棟

2019年3月25日 (月)

▲建物外観

拠点・施設日本梱包運輸倉庫を傘下に持つニッコンホールディングスは22日、子会社のメイコン(愛知県小牧市)が同県一宮市の営業所敷地内で延床面積1.4万平方メートルの新倉庫棟「佐千原2号倉庫」を竣工したと発表した。

新棟は鉄骨造・2階建てで建物の高さは18メートル。4.1万平方メートルの敷地に延床面積1.4万平方メートルの(4459坪)倉庫を建設した。

倉庫エリアは1階部分がキャノピーの面積を含めて7970平方メートル、2階部分が6771平方メートルで、梁下有効高は1階7.5メートル、2階7.1-7.8メートルと余裕のある高さを確保。床面の耐荷重も1階3トン(1平方メートルあたり)、2階2トンと一般的な仕様よりも重い貨物に対応できるスペックとした。

搬送機は垂直搬送機6基を配備し、2方向への搬送に対応。床埋込式コンベヤや貨物用エレベーター(2基)を導入し、一部に空調機を設置した。バースは東側14、南側2、西側8の34バースを用意し、いずれもキャノピー型でシートシャッターを備える。このうち、4バースにはドックレベラーを配した。

▲建物内観

現地は名神高速道路一宮ICから8キロ、東海北陸自動車道一宮木曽川ICから3.5キロと高速道路との接続に優れ、「ほかのマルチテナント型物流不動産施設にはない、上下階搬送能力、重量物対応床荷重設計、梁下有効高、一部区画空調、騒音低減配慮などの特色ある機能を備えた多機能倉庫」とした。

新倉庫の概要
所在地:愛知県一宮市佐千原字江川7-1
構造・規模:鉄骨造・2階建て(建物高さ17.99メートル)
敷地面積:4万1053平方メートル(12418坪)
延床面積:1万4741平方メートル(4459坪)
倉庫面積:1万3443平方メートル(4067坪)
1階倉庫:7970平方メートル(2411坪、キャノピー面積172坪を含む)
2階倉庫:6771平方メートル(2048坪)
梁下有効高:1階7.5メートル、2階7.1-7.8メートル
屋根:ガルバリウム鋼板二重折板葺
外壁:ALCt100横貼り
床耐荷重:1階3トン(1平方メートルあたり)、2階2トン
耐久床仕上げ:防塵床、コンクリート同時散布工法
搬送機:垂直搬送機6基(積載荷重2トン×2基、1トン×4基)、2方向搬送可、床埋込式コンベヤ、貨物用エレベーター2基(積載荷重3.5t)
照明:LED高天井照明
空調:エアー搬送ファン各区画設置、空調機設置445坪分
バース:東側14バース、南側2バース、西側8バース(キャノピー型、シートシャッター完備)・ドックレベラー4基