サービス・商品構造計画研究所(東京都中野区)は19日、サプライチェーンAPSシステムADAPの機能を強化し、新バージョンとして販売を開始したと発表した。
ADAPは調達・生産・運搬・在庫・出荷の情報を一元管理し、APSに基づくサプライチェーン計画、生産日程計画と実績管理、在庫管理を統合的に実現するシステム。新バージョンでは、設備の段取り替え時間を正確に評価して、納期と効率を両立した計画の立案を行う機能を強化した。
また、不具合の発見から、原因特定、回収範囲の特定までの業務を早く行えるようサポートし、品質・リスク管理をバックアップするため、不具合が発生したロットから実績記録をサプライチェーンの上流にたどって原因範囲を特定するトレースバック機能、発生原因から実績記録をサプライチェーンの下流にたどって不具合の拡散範囲を特定するトレースフォワード機能を追加した。