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マルエーフェリー北九州航路開設、南西海運と協調

2019年3月26日 (火)

ロジスティクスマルエーフェリー(旧・大島運輸、鹿児島市)は26日、内航RORO船2隻と南西海運の一般貨物船1隻の協調配船による「北九州-那覇-先島」の定期貨物航路を開設する。

阪神航路の2隻体制による定曜日運航に加え、南西海運との協調配船によって本土-沖縄間の貨物需要に対応。既存の東京-鹿児島航路と今回の北九州航路を合わせ、九州を含む本土から沖縄に向けて最大で週12便の海上輸送サービス網を確立する。

新航路は、内航RORO貨物船「琉球エキスプレス6」(1万329トン)を毎週火曜日、同「琉球エキスプレス2」(1万758トン)を毎週土曜日に北九州日明(ひあがり)港に寄港させ、沖縄に向けた定期航路を開設するもので、日明港からの初便は3月26日の琉球エキスプレス6、3月30日発便は琉球エキスプレス2とする。

北九州航路の開設に合わせ、南西海運(沖縄県那覇市)と提携して協調配船を行う。南西海運は毎週木曜日に「北九州日明港-那覇-先島」間を結ぶ航路に一般貨物船「よね丸」(749トン型)を配船。これにより、日明港からは両社で毎週火、木、土曜日発の週3便の定期輸送サービスとなる。

両社の既存航路を活用することで、日明港を経由した沖縄-先島への輸送サービス展開が可能になる。南西海運の日明港からの初便は3月28日で、初便のみ「ちよ丸」(499トン型)を運航する。