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立入検査対象の貨物船事故6割増加、17年度

2019年3月29日 (金)

調査・データ国土交通省は29日、旅客船と貨物船への立入検査実施件数が2017年度は2906件(前年度比162件減)あり、指導・処分を行った事案は41件(8件減)、このうち海上運送法に基づく輸送の安全確保命令を出すに至った事案が3件(増減なし)あったと発表した。

立入検査には、通常時に行うものと事故発生に伴うものの2種類があり、事故発生時の実施件数は63件で、前年度から26件減少した。ただ、貨物船の事故は143件となり、前年度を53件(59%)上回る結果となった。

事故類型(過去3年間の平均)としては、船舶との衝突が44%と最も多く、乗揚げが21%、岸壁との衝突が17%、機関故障が8%の順で多かった。