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住友ゴム、ブラジルでトラックタイヤ現地生産

2019年4月3日 (水)

▲ブラジル工場

国際住友ゴム工業は3日、ブラジル工場(パラナ州ファゼンダ・リオ・グランデ市)に4億6500万レアル(135億円)を投じてトラック・バス用タイヤの生産設備を新設し、3月1日に生産を開始したと発表した。ブラジル市場向けの供給を安定させるとともに、為替変動リスクの回避を図るのが狙いで、2020年末に生産能力を日産1000本とする計画。

これまで、トラック・バス用タイヤは輸入販売としていたが、トラック・バス用タイヤの現地生産を開始することで、安定供給につなげる。同国のトラック・バス用タイヤ市場は年2%から3%程度成長していく見通し。

ブラジル工場は13年10月に操業を開始し、現在は日産1万6800本の乗用車・ピックアップトラック用タイヤを製造している。トラック・バス用タイヤ工場の建屋面積は1万3400平方メートル。