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関東のトラック行政処分、事業停止が1.8倍増

2012年6月21日 (木)

産業・一般関東運輸局の自動車運送事業安全監理室は20日、2011年に実施した貨物自動車運送事業に対する行政処分の概要をまとめた。監査件数は1171件で前年から50.1%増え、処分件数も532件で38.2%増加した。

 

このうち、許可取消処分は前年と同数の15件だったが、事業停止処分は60件で81.8%増と大幅に増えた。車両停止処分は402件で24.8%増、使用停止の延べ日数も4万3658日車で28.1%増となった。公安委員会からの通報に基づいて行った過積載通報処分は23件で、9.5%増えた。

 

処分に至った違反内容で最も多かったのは事業計画認可事項で、41.8%を占めた。これに次いで多かったのが社会保険未加入で、構成比が20.1%となった。また、過積載通報に関連する処分で、違反時の輸送品目は「食品類」が12件で最多。建設資材が4件、残土・汚泥などが3件だった。