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サービス・商品Hacobu（ハコブ、東京都港区）は9日、4G/LTEに対応したGPSトラッカーの販売を開始すると発表した。
同社は物流情報プラットフォーム「MOVO」（ムーボ）上で動態管理ソリューションを提供しており、GPSトラッカーは新型の「ムーボ・スティック」（シガー給電型車載GPS端末）として販売する。
▲（出所：Hacobu）
同社は端末の購入投資がかからない「定額サブスクリプション」方式で車両1台につき月額1780円（税別）で荷主・物流会社など200社以上にサービスを提供している。4G/LTE通信を利用したシガー給電型の車載GPS・動態管理端末となる新型ムーボ・スティックは、ソフトバンクが取り扱うATrack社製GPSトラッカー「AP3」を動態管理ソリューションにつながるIoT端末として連携させる。4G/LTE通信によって通信速度やGPS精度が高まり、安定感も増すものとみられるが、利用料は従来料金を据え置く。
ムーボ・動態管理ソリューションはGPS、通信モジュールを内蔵し、5秒に1回の頻度で位置情報を取得。市街地の配送管理など従来のGPSソリューションでは精度が不足していた領域でも活用できるのが特徴で、速度超過アラートや配送計画から算出した遅延予想アラートを出す機能も搭載している。
▲（出所：Hacobu）
自動地点認識（ジオフェンス）機能では、登録地点に近づくとドライバーの操作なしで特定地点に到達した時刻、出発した時刻を自動記録し、日報として保存。必要に応じ、スマートフォンや従来型の携帯電話端末で使えるモバイルコントローラを併用することで、待機時間などを正確に記録することができる。
