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トラック後方死角も常時監視、モービルアイ新製品

2019年4月10日 (水)

サービス・商品ジャパン・トゥエンティワン(愛知県豊橋市)は10日、モービルアイ社(イスラエル)製の「モービルアイ・シールドプラス」を発売する。

▲「モービルアイ・シールドプラス」

シールドプラスはモービルアイ社の衝突防止補助システムをベースに開発された、右左折時の巻き込みを防止する後付け可能な側方衝突警報システムで、前方衝突事故を回避する警報機能だけでなく、後方のスマートカメラが大型車両特有の死角をモニターして警報を出し、前輪付近の歩行者や自転車との接触事故を未然に防ぐ。

既存の大型車に取り付けることが可能で、フロントガラスに設置されるメインユニット(マスター)と車両の左右後部側面に設置するスマートカメラを連動させ、ドライバーの死角を常時監視。

▲(出所:ジャパン・トゥエンティワン)

自車の旋回状態や速度、対象となる歩行者や自転車の動く方向や速度などから相対速度や危険度を解析し、衝突の危険性を判断する。運転席の左右ピラー部に設置される専用ディスプレイからアイコン表示や警報音を出すことで、ドライバーは注意すべき方向を認識し、リスク回避を促す。

まずは車体幅2.3メートルクラスの中型車から販売を開始し、保安基準の動向を見ながら車体幅2.5メートルクラスの大型車向けも段階的に販売する。標準価格は64万8000円(税別60万円)で、ほかに標準取付工賃が16万2000円(税別15万円)からかかる。