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郵船ロジ、メキシコで自動車物流の対応力強化

2012年6月22日 (金)

ロジスティクス郵船ロジスティクスは21日、メキシコで自動車物流サービスを強化し、自動車・部品生産関連物流ニーズ全体に対応するフル・パッケージの物流サービスソリューションを提供する体制が整ったと発表した。

 

同社グループのメキシコ・セラヤ支店に日本人駐在員を新たに配置する。セラヤ支店は自動車組み立てメーカー、部品サプライヤーの集積が見込まれるバヒオエリアの中心に位置しており、同社ではメキシコシティ、モントレーと並ぶ重要拠点に位置づけている。現在、同支店ではナショナルスタッフ20人が勤務しており、日本人駐在員を新規配置することで、日系の顧客企業のニーズに対応しやすくする。

 

また、郵船ロジスティクスとメキシコ郵船ロジスティクスが、メキシコの大手トラック会社「トラッカ」と業務提携し、同国内でミルクランなどの陸上輸送サービスを拡充する。トラッカ社は、C-TPAT、ISO9001:2000の認証を取得しており、400台のトラック・トレーラーを保有、全車両にGPSを搭載している。

 

同社では「カナダや米国からの設備輸送、トレーラー・鉄道によるクロスボーダー輸送による部材部品調達物流サービス、テキサス州ラレードロジスティクスセンターによるクロスドックサービスなど、今後もサービスメニューの拡充と輸送品質の向上を目指す」としている。