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アマゾン、埼玉・川口にロボット導入の新物流拠点

2019年4月16日 (火)

▲アマゾン川口フルフィルメントセンターが入る「DPL川口領家I」外観

ECアマゾンジャパンは16日、埼玉県川口市に物流ロボットを導入した新たな物流拠点「アマゾン川口フルフィルメントセンター」を開業し、9月から本格稼働に入ると発表した。物流拠点網を拡大することで、品ぞろえの強化を図る。

新拠点は大和ハウス工業が開発した4階建ての賃貸物流施設「DPL川口領家I」のうち2階から4階までの延床面積1万2700坪(4万2000平方メートル)を借り受け、大阪府茨木市の「アマゾン茨木FC」などと同様に物流ロボット「ドライブ」の導入拠点として運用する。主に書籍、電子機器、玩具などの商品を取り扱う。

ドライブは商品棚の下に入り込み、棚を持ち上げてFC内を移動する「アマゾントボティクス」と同社が呼ぶテクノロジーの一つで、ロボットが商品棚を従業員の前まで運ぶことで移動することなく業務にあたることができる。これにより、入荷した商品の棚入れ時間と、注文商品の棚出し時間の削減につなげる。これまでのドライブより厚さを抑え、より重量のある棚を持ち上げることができる。

アマゾンロボティクス導入の物流拠点を埼玉県川口市に開業することができ大変嬉しく思う。首都圏を含む全国の顧客に、より快適なオンラインショッピング体験を提供したいと考えている。アマゾンジャパンのジェフハヤシダ社長