
▲アマゾン京田辺フルフィルメントセンター外観
ECアマゾンジャパンは10日、物流ロボットシステムを導入する新たな物流拠点「アマゾン京田辺フルフィルメントセンター(FC)」(京都府京田辺市)を開設し、10月から稼働を開始すると発表した。新拠点はプロロジスが開発し、2018年11月に竣工した6階建ての物流施設「プロロジスパーク京田辺」のうち1階から4階までの延床面積9万600平方メートル(2万7400坪)を借り受ける。
京田辺の拠点では、今月から本格稼働に入った大阪府茨木市の「アマゾン茨木FC」に続き、商品棚の下に「ドライブ」と呼ばれるロボットが入り、棚を持ち上げ、FC内を移動する「アマゾンロボティクス」を導入する同社でも最新の物流機能を備える。ロボットが商品棚を従業員の前まで運ぶことで、従業員は移動することなく業務に専念し、入荷した商品の棚入れ時間と注文商品の棚出し時間の削減につなげる。
先行導入した拠点で運用しているドライブに比べ、厚みをより抑えながらも棚を持ち上げることができる重量を引き上げたものを導入する。取扱商品は書籍、電子機器、玩具など。