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世耕経産相、アマゾン物流拠点でロボティクス視察

2017年8月2日 (水)

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EC世耕弘成経済産業相は2日、川崎市高津区のアマゾン川崎フルフィルメントセンター(FC)を訪れ、アマゾンが国内で初めて導入した物流拠点内を自律移動し商品を運搬するロボット「アマゾンロボティクス」が稼働している様子や日本の設備メーカーと共同開発した機材機器などを視察した。

アマゾンロボティクスは可動式の商品棚と、その商品棚を動かす「ドライブ」で構成され、入荷商品の棚入れ、注文商品の棚出し工程を担っており、自動的に従業員の元へ棚を搬送することで、商品の入荷から出荷までの工程処理時間の短縮した。川崎FCはアマゾンが国内で初めてアマゾンロボティクスを導入した物流拠点で、世耕経産相も自ら注文商品の棚出し工程を体験した。

▲ アマゾンロボティクスを体験する世耕経産相(右)

アマゾンジャパンのジャスパー・チャン社長は「世耕大臣に新しい物流拠点である川崎FCとアマゾンロボティクスを見てもらいながら、アマゾンと日本の設備メーカーの協力関係を説明する機会が得られたことを大変嬉しく思う」と述べ、先進的な物流システムが日本企業との協力関係で実現できていることを強調した。

世耕氏は視察終了後「アマゾンの物流センターは非常に効率的で素晴らしかった。データを活用した物流分野の効率化は日本にとって重要な課題。その最先端の現場を視察することができた」とコメントした。