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4/26発表の物流企業決算

2019年4月26日 (金)

財務・人事■NSU海運、市況不透明も増収増益
売上高にの8割強を占める外航海運で、ドライバルク市況が2018年末頃まで改善傾向を維持したが、その後下落。タンカーも低迷の続く市況は底を打ったと見られているものの本格的な回復には至らず、VLCC(大型原油運搬船)・VLGC(大型LPG運搬船)ともに低調に推移したが、内航鉄鋼関連輸送などが底堅い需要に支えられた。

■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)
 19/3/通期19/3/3Q19/3/中間19/3/1Q
売上高151,068 [8.6%]115,824 [11.5%]76,081 [12.3%]37,454 [9%]
営業利益8,911 [21%]7,229 [10%]4,761 [24.2%]1,900 [-2.6%]
最終利益9,343 [41.2%]7,006 [11.4%]4,392 [19.9%]1,204 [-39%]
売上高営業利益率5.9%6.2%6.3%5.1%

 

■アルプス物流、人手不足対策で営業減益
電子部品物流で人手不足対応として「作業の自働化」などに取り組んだが、新規拠点の立ち上げ費用や航空運賃の高止まりが影響し、減益。消費物流も人手不足を背景とした労務関連費用、支払運賃・燃料費などがかさみ、減益となった。

■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)
 19/3/通期19/3/3Q19/3/中間19/3/1Q
売上高104,919 [0%]80,010 [1.1%]52,304 [1%]25,975 [1%]
営業利益4,722 [-4.2%]3,649 [-4.5%]2,006 [-13.3%]977 [-20.1%]
最終利益2,499 [2.5%]2,069 [3.5%]1,188 [-5.2%]503 [-24.3%]
売上高営業利益率4.5%4.6%3.8%3.8%

 

■飯野海運、ケミカルタンカー市況悪化で営業減益
外航海運部門のケミカルタンカーで自社最大船型船を投入するも、市況低迷で採算が悪化し、営業利益が15.4%の減益となった。

■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)
 19/3/通期19/3/3Q19/3/中間19/3/1Q
売上高84,843 [4.3%]63,508 [4.1%]41,968 [3.7%]20,831 [1.5%]
営業利益4,782 [-15.3%]4,329 [-7.5%]3,302 [-1.1%]1,832 [44.2%]
最終利益4,685 [10.4%]5,174 [25.1%]4,630 [34.3%]3,583 [256.1%]
売上高営業利益率5.6%6.8%7.9%8.8%

 

■三菱倉庫、物流減益を不動産でカバー
物流事業で営業利益が減少したものの、不動産事業の増益でカバーし、全体として前期比1.9%増益の126億6000万円を確保した。

■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)
 19/3/通期19/3/3Q19/3/中間19/3/1Q
売上高227,185 [5.4%]169,011 [5.5%]109,979 [4.2%]54,931 [5.5%]
営業利益12,660 [1.9%]10,205 [0.9%]6,557 [-3.4%]3,613 [6.2%]
最終利益11,564 [9.9%]8,763 [-5%]5,598 [-12.4%]2,833 [-10.2%]
売上高営業利益率5.6%6.0%6.0%6.6%

 

■内外トランス1Q、釜山物流拠点取得で販管費増
売上原価の低下で売上総利益は増益となったものの、内外釜山物流センターの取得費用に絡んで販管費が増加。営業利益が4.4%の減益となった。