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築地魚市場、豊洲移転延期で売上目標引き下げ

2019年5月7日 (火)

ロジスティクス築地魚市場はこのほど、築地市場から豊洲市場への移転が当初の予定から2年間遅れた影響を中期経営計画に織り込み、2021年3月期の売上目標を770億円へと230億円引き下げた。

今後は優先課題として「失われた2年間のキャッチアップ」を掲げ、市場移転延期の2年間の”逸失利益”を取り戻すことに全力を挙げ、豊洲市場で事業のまき直しを図る。

併せて市場外へも目を向け、グループ会社の資産をフル活用した「生鮮冷凍物流網」の構築を目指す。

具体的には、新設冷蔵庫の稼動安定化によって初期稼働時の混乱からの脱却を図って収益拡大につなげるほか、新市場を活用した集荷・販売の徹底と物流機能の強化などによって営業キャッシュフローの黒字継続とネット借入金の削減に努める。