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SBSHD、リコーロジ合流寄与し1Q滑り出し好調

2019年5月10日 (金)

ロジスティクスSBSホールディングスが10日発表した1−3月期連結決算は、2018年8月にグループ入りしたSBSリコーロジスティクスの業績が寄与したことに加え、所有物流不動産の流動化収益を計上したことで、売上高は646億2800万円(前年同期比73.7%増)、営業利益は38億3700万円(3.2倍増)と大幅な増収増益の滑り出しとなった。

■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)
 19/12/1Q 18/12/通期18/12/3Q 18/12/中間
売上高64,628 [73.7%]203,516 [33.1%]136,018 [21.5%]77,178 [7.5%]
営業利益3,837 [320.7%]8,240 [32.2%]3,554 [-15.4%]2,337 [34%]
最終利益2,256 [345.8%]4,409 [-0.8%]1,847 [-37.4%]1,221 [-13.8%]
売上高営業利益率5.9%4.0%2.6%3.0%

主力の物流事業部門は、既存荷主との取引で料金の適正化が進み、「高い物流機能」を求める新規荷主の取り込みも成果を上げたほか、即日配送事業で拡大するECに対応したことで業績が堅調に推移。これにSBSリコーロジスティクスの業績が加わったことで、売上高570億1700万円(63.7%増)、営業利益11億4200万円(2.2倍増)と躍進した。

今後はグループ内で倉庫や車両の相互利用を進め、国内外の拠点統廃合や人材交流にも取り組むことで、M&A効果の創出を狙う。通期は売上高2500億円(22.8%増)、営業利益90億円(9.2%増)、最終利益48億円(8.9%増)を見込む。