ロジスティクス兵機海運が10日発表した2019年3月期連結決算は、倉庫業で輸入食品の取り扱い量を伸ばしたほか、姫路地区で下期から稼働した危険品倉庫が好調な滑り出しとなったことが寄与し、本業の儲けを示す営業利益が30.9%増の4億4600万円となった。これにより、港運・倉庫事業部門は黒字を回復した。
■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)19/3/通期 | 19/3/3Q | 19/3/中間 | 19/3/1Q | |
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売上高 | 14,378 [7.4%] | 10,938 [8.3%] | 7,180 [8.9%] | 3,668 [10.8%] |
営業利益 | 446 [30.7%] | 410 [30.1%] | 254 [49.4%] | 164 [76.3%] |
最終利益 | 361 [17.5%] | 310 [33.6%] | 195 [53.5%] | 130 [83%] |
売上高営業利益率 | 3.1% | 3.7% | 3.5% | 4.5% |
売上高は143億7800万円(前期比7.4%増)、経常利益は4億9000万円(33.3%増)、最終利益3億6100万円(17.5%増)と増収増益で着地。今期は事業環境がやや厳しくなると予想し、売上高140億円(2.6%減)、営業利益4億円(10.4%減)、最終利益3億円(17.1%減)を見込む。