ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

JR貨物、東京から中韓向け輸出の新サービス

2019年5月15日 (水)

ロジスティクス日本貨物鉄道(JR貨物)は、東京貨物ターミナル駅構内の「東京インランドコンテナデポ(ICD)」を活用した中国・韓国向けの輸出小口貨物輸送を5月中旬から開始する。

国内鉄道コンテナ輸送と国際RORO船・フェリーを組み合わせて中韓向け輸出貨物を通常よりリードタイムの短い3、4日で輸送するもので、定時性の高い鉄道を利用することにより、トラック輸送を手配せずにすむ利点もある。

子会社の日本フレートライナーが東京貨物ターミナル駅構内で運営する東京ICDから貨物鉄道で下関駅(山口県下関市)へ向かい、構内のコンテナフレイトステーション(CFS)で関光汽船が運航する国際フェリーに積み替えて釜山(韓国)、太倉(中国)、青島(同)、大連(同)へコンテナを届ける。

▲輸送スキーム

青島行きと釜山行きは東京を毎週火・木・金曜日に出発する週3便、太倉行きは東京発火・金曜日の週2便、大連行きは東京発木曜日のウィークリーサービスで提供する。太倉・釜山行きはJR12フィートコンテナによる一貫輸送にも対応する。