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コカ・コーラ、輸送力確保へ大型トレーラー60台導入

2019年5月15日 (水)

荷主コカ・コーラボトラーズジャパンホールディングスは15日、2020年春の供給体制正常化に向けた取り組みの一環として、大型トレーラー60台の自社フリートの導入計画を明らかにした。

2019年1−3月期(第1四半期)決算説明資料の中で触れたもので、白州工場の敷地内で仮運用を開始した白州倉庫(山梨県北杜市)と3月に竣工した熊本工場には、自動倉庫を導入、従来型の製造・物流モデルからの変革を目指す。

また、埼玉県吉見町では「埼玉メガディストリビューションセンター」(埼玉メガDC)の建設に着工。140億円を投資し、21年2月の稼働開始を目指す。

同資料によると、19年は「確実な製品供給に向け在庫を積み増す」方針だが、製造能力面の制約とコストアップも見込んでいることから、「需要増の場合、追加能力が不足」し、供給体制の正常化は20年までかかる見通し。