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コカ・コーラBJ、埼玉の自動物流センターが完成

2021年2月3日 (水)

フードコカ・コーラボトラーズジャパンは3日、埼玉工場(埼玉県吉見町)の敷地内に国内のコカ・コーラシステムで最大級となる保管・出荷能力を持つ自動物流センター「埼玉メガDC」が完成し、同日から稼働を開始したと発表した。2022年末には明石工場の敷地内に「明石メガDC」が完成する計画。

埼玉メガDCの製品保管容量は6万パレット、製品出荷能力は8500万ケースで、東京都と埼玉県の全エリアの物流を担う基幹拠点として運用する。

同社が物流体制の最適化を進める「新生プロジェクト」を通じて得た知見を生かして設計した在庫型物流倉庫(DC)として、これまで拠点ごとに行ってきた仕分けやピッキング、在庫、保管スペースを集約し、製造拠点から取引先・自動販売機などエンド・ツー・エンドを適時に結ぶネットワークを構築する。

自動格納ラックや自動ピッキングシステムなど設備の自動化を進めることで、従来のおよそ半分のスペースで製品を保管したり、出庫にかかる時間や人員による作業工程を短縮したりといった「高密度・高効率の倉庫運営」につなげる。

■コカ・コーラボトラーズジャパン「埼玉メガDC」の概要
所在地:埼玉県吉見町大字下細谷943-1コカ・コーラボトラーズジャパン埼玉工場敷地内
建築面積:1万4747平方メートル
建物の延床面積:2万3548平方メートル(3階建て)
製品保管数量:6万パレット
製品出荷能力:8500万ケース
投資額:168億円
完成:2021年2月