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神戸製鋼、欧州で非汎用圧縮機の現地調達を拡大

2012年6月28日 (木)

拠点・施設神戸製鋼所は28日、同社機械事業部門が大型の非汎用圧縮機を中心に、欧州でマーケティング・営業活動の強化と現地調達機能を拡充するため、新会社をミュンヘン(ドイツ)に、中東市場でのアフターサービス機能向上のための新会社をドバイ(UAE)に設立する、と発表した。

 

同社は、ターボ式、レシプロ式、スクリュー式の3種類すべての圧縮機を製造する世界唯一の総合圧縮機メーカーで、特にスクリュー式非汎用圧縮機は世界シェアの4割を占める。

 

既に欧州・中東それぞれに駐在員事務所を配置しているが、現地法人化することで営業、マーケティング、アフターサービス、調達などの機能を強化し、現地でのプレゼンス向上を図る狙い。

 

ミュンヘンの新会社は、欧州で非汎用圧縮機を中心としたマーケティング・営業活動、部品調達を、ドバイの新会社は中東で非汎用圧縮機のアフターサービスを、それぞれ展開する。今回の新会社設立を含め、世界的な販売・サービス網を拡充し、圧縮機事業全体で売上規模1100億円(2015年度)を目指す。