産業・一般マツモトキヨシホールディングスは28日、エリアドミナント戦略を進めるため、中国・四国エリアのグループ事業体制再編を決めた。
同社は全国を7エリアに分けてドミナント化の推進とグループ店舗網の最適化に取り組んでおり、中四国エリアで経営体制の強化と意思決定の迅速化を図るため、事業管理の一元化を進めることにしたもの。
中核事業会社のマツモトキヨシが10月1日付で中四国エリアの事業を切り離し、新設する「マツモトキヨシ中四国販売」に移管した後、100%子会社化する。その後、マツキヨHDの直接子会社となっているラブドラッグスを侵害者の子会社に再編する。
マツモトキヨシが10月1日付で分割するのは、中四国と兵庫県姫路市の直営ドラッグストア18店舗が対象で、新会社はラブドラッグスが展開するドラッグストアと調剤薬局合わせて41店舗を傘下に持つことにより、店舗網の最適化とシェア拡大を図る。