ピックアップテーマ
国内CREは11日、神戸市西区で開発を進めている物流施設「ロジスクエア神戸西」に着工した。2020年4月の竣工を目指す。
ロジスクエア神戸西は「神戸複合産業団地」（神戸テクノ・ロジスティックパーク）内の土地1万3414平方メートル（4057坪）に建設。鉄骨造・2階建てで延べ床面積は1万6026平方メートル（4847坪）となる。
神戸淡路鳴門自動車道・山陽自動車道神戸西インターチェンジから1.6キロと近く、幹線道路へも接続しやすい。周辺は倉庫・工場が多く24時間稼働が可能で、最寄駅の神戸電鉄粟生線木津駅から750メートルと徒歩圏内にあるため、雇用を確保しやすい点もメリット。
施設のマスタープランでは、1フロア2400坪とし、南側に配置するトラックバースは大型トラック20台が同時接車に対応する。待機スペースは4台分。事務所エリアを東西2か所に設け、複数テナントへの分割賃貸の対応も考慮する。
外壁には金属断熱サンドイッチパネル、床荷重は1.5トン（1平方メートルあたり）、有効高さは1階・2階ともに6メートル以上（2階は最高7.7メートル）、照度は平均300ルクスを確保する。
階層を2階建てに抑え、荷物用エレベーター（4.1トン）を2基、垂直搬送機を2基設けることで、取り扱う商品の上下搬送による時間的なロスの極小化に配慮する。在庫保管型や流通加工型センターとしてだけでなく、通過型クロスドックセンターとしての機能も兼ね備える。
