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ドライバーの健康起因事故増加で

国交省、心臓疾患・大血管疾患対策ガイドライン策定

2019年7月5日 (金)

ロジスティクス国土交通省は5日、ドライバーの心臓健診受診などを促進し、健康起因事故の防止を図るために自動車運送業者が知っておくべき内容や取り組む際の手順などを具体的に示す「心臓疾患・大血管疾患対策ガイドライン」を策定した。

事業用自動車のドライバーが疾病によって運転を継続できなくなる事案が増加傾向にあるなか、心臓疾患は脳血管疾患と並んで最も多く、大動脈瘤などの大血管疾患による影響も考えられることから、「事業用自動車の運転者に関する心臓疾患・大血管疾患対策が必要」だとして、健康起因事故対策協議会の議論を経てガイドラインを策定した。

本編と併せ、ガイドラインの普及を図るための概要版を作成している。